パチッってやつ。

いっつしょーたーいむ、とか言うときに、指をパチンとならしますよね。僕はずっと、あれがどういう仕組みでなっているのかわからなかったし、そもそも鳴らせなかったので、親指と中指の摩擦によって音が出ているに違いないと考えていたんですが、どうやら違うようですね。というのも、最近になってやっと、わずかではありますがパチンとなるようになってきたのです。動体視力や耳には自信がありませんが、みたところ、親指によってはじかれた中指が、手のひらに当たったときに、パチッ、となっていたようですね。
これがどういう意味をもつかといいますと、要するに中指が手のひらに高速で当たれば音がなるわけです。よって、握力が強めで、俊敏に手の筋肉を動かせる人は、親指に中指をひっかけたりしなくても、ギュッとにぎるだけでパチッ! と音が鳴るということです。
僕もいま練習していますが、われながら、なかなか良い線いってるとおもいます。いやあ自分でいうのも恥ずかしいですけどね。はっはっは。
ところで、応用編として、両手をつかったパチン! の鳴らし方も考えてみました。僕の動体視力をもってして判明した「中指を手のひらに高速で当てると音が鳴る」という原理ですが、よく考えてみれば、従来の、片手だけで中指を手のひらにぶつけるというのは、とても力が入りにくく、僕のようになかなかうまく出来ない人も多いと思います。そこで両手を使ってみるのはどうでしょう? 右手の中指を、左手の手のひらにぶつけるのです。どうです? ちなみに、厳密に中指だけをぶつけるのではなく、ほかの指も中指に添えるようにしてぶつけると、なお良いです。ほら、いい音がなりませんか?
この方法で指をパチンと鳴らすと、非常に楽にならせるので、連続してパチンパチンパチンパチンと鳴らすことも可能です。そうなると、いままでのように「いっつしょーたいむ」というときに鳴らす以外にも、様々な場面で指を鳴らせるのではないでしょうか。たとえば、そうですね、歓迎の場で鳴らすとよいかもしれません。これは今、僕が何度も指をパチンと鳴らしているうちに気がついたことなのですが、何度も鳴らしてるとなんだか一種の音楽のような、不思議な感じになるんです。これをもし、大勢で一度にやったとしたらどうなるのでしょうか。考えてみるだけでもゾクゾクしますよね。
僕のひとつの思いつきで、こんなにも可能性が広がった「指パチン」。皆さんも実生活に取り入れてみてはどうですか?