虚しいだけ。

混雑した廊下を歩いていると、ふと通り過ぎ際に、可愛い子がいたんです。ああ、なんかすごい可愛かったなあ。


っていう夢をみたんだけど、その可愛い子ってどうやら初恋の人っぽい。何年前の話だよ、って感じだけど、たぶんあのころが一番楽しかった。もうずっと恋なんかしてないし、するような気もしない。僕って無気力だよな、って最近思う。無気力なやつって終わってると思う。なんもやる気がしないんだ。もしその初恋の人が突然転校してきて、僕のクラスに入ったとしても、へー懐かしいなくらいしか思わない。なにより僕が変わったんだから仕方ない。僕にとってのこの世の最終日が、早く訪れることを願う。