え……、533円……?

僕はたまにお釣り計算を間違えます。いやこれはお釣り計算と言うのでしょうか。いわゆる、「丁度は持ってないけれども、これに30円を足して払えばお釣りが整って返ってくる」という、計算です。
これを間違えると、店員さんが「え? どうして?」という顔をするのが、とても辛いんです。
先日もこのことに関して、居たたまれない気持ちになったので、お釣り計算の方法を考えてみました。

How to お釣り計算 〜基本編〜

お釣り計算の原則は、「小さい位から合わせる」これに尽きます。一の位を見て、その分の小銭が無ければ、諦めましょう。
ex. 1の位が8であったが、財布には1円玉が4枚しかなかったので、諦めた(お釣り計算終了)。
一の位を小銭で出すことができたなら、次は十の位を確かめます。同様に繰り返すことによって、お釣り計算することができます。
ex. 合計1273円だったとき。財布に3円があったので、十の位を確かめてみると、財布に50円玉と10円玉が二枚あった。さらに百の位を見てみたが、財布には500円玉しかなかった(お釣り計算終了)。
上の例では、後は1000円札と500円玉なり、5000円札なりを添えてレジに出せば、綺麗な形でお釣りが返ってくることでしょう。

How to お釣り計算 〜応用編〜

一の位の時点で既に小銭が足りない場合にも、お釣り計算をすることができる場合があります。一の位が6から9の範囲にあるとき、その数から5を引いた分の1円玉を持っていれば、それを追加することで多少お釣りが整った形になります。
ex. 合計268円であったとき。8円は無かったが、1円玉が三枚あったので、それを添えた(お釣り計算終了)。
ただし、これはあくまで特別な場合であり、お釣り計算の原則に当てはまらないので、次の位に進んではいけません。
ex. 合計268円であったとき。8円は無かったが、1円玉が三枚あったので、それを添えた。また、60円はあったので、それも足した。
上の例のように考え、363円を払った場合、お釣りは95円となってしまいます。

How to お釣り計算 〜テクニカル編〜

応用編における特別な場合のお釣り計算をした後、お釣り計算を終了させずに続けられる場合があります。十の位に着目し、その数字に1を足した数字の分、もしくはその数字に1を足した数字が、0から9の範囲になるようにプラスマイナス5した数字の分の10円玉があれば、それを添えることにってよりよい結果に繋がります。
ex. 合計268円であったとき、8円は無かったが、3円あったのでそれを足した。さらに十の位の6に1を足した数字、即ち7、これに相当する70円は無かったが、7引く5の、2に値する20円はあったので、20円も足した(お釣り計算終了)。
これを同様に、百の位、千の位(まあ無いとは思いますが)と続けていくことができます。


いかがでしたか。僕はここまでしか考えられませんでしたが、もしかしたら他にもテクニックがあるかもしれません。基本、応用、テクニカルと題を付けてきましたが、どれも簡単に実行することができますので、是非ご活用ください。