いろいろ書きたくなるアニメなんです。

true tears5話。関係が複雑かつドロドロになってきましたね。愛ちゃんなんかは比較的分かりやすいのに、乃絵がぶっ飛んでて理解するのに一苦労です。というか理解できているのか自信がありません。
比呂美がウィンナーを選ぼうとした→やっぱり嘘つきだからウィンナーなんて食べてるんだ、彼女たちのためにたくさんウィンナー作ってあげよう、ますます嘘つきになっちゃえ→あれ、いないじゃん。ああやっぱり嘘つきだからか→嘘つきの食べるウィンナーなんて飛べないニワトリにあげちゃえ→比呂美と仲のいい眞一郎も嘘つきなんじゃないかな、そうだ、眞一郎にあげよう→あれ、踊ってる眞一郎すごい頑張ってる。眞一郎は飛べないニワトリなんかじゃなかったんだ→やっぱり眞一郎はウィンナーなんて食べちゃ駄目
という解釈をしてみました。一時停止したり巻き戻したりしながら数十分考えて。でもこれは超解釈な気もしないでもない。大体こんな濃い内容を一週間置きに見せられて、能の記憶力もついていかないというものですよ。前回あたりで「友達になってあげてもいいよ」なんてことを乃絵がいってませんでしたっけ。アレはそもそも眞一郎を信頼したからってことなんでしょうか。そういう前提での解釈なんですが、そもそもそこの解釈も間違っている可能性が大いにあるので、お話しの展開と同様に、僕の解釈もますます混沌を極めることになりそうです。
今回はまた、眞一郎と比呂美のそれぞれの視点で同じ場面を二度描くという演出がありましたね。眞一郎サイドで見たときは、「明日学校で話しても別に構わないような小さな用事なら、大それたことは起きないだろう」という判断のもと比呂美が眞一郎を部屋に入れたのかと思いましたが、比呂美目線で見たときには、逆に大それたことが起きることを期待したような感じでしたね。いつでもこんな風にみんなの心の声が聞こえてくるなら、解釈するのももっと楽になるんですけど。比呂美は自粛するほうでも、眞一郎に押し切られたらとしたら、いろいろ事情があるようですが、そのまま愛の逃避行でもしちゃいそうな感じですね。それを本人も望んでいる節があるようですし。
でも写真から顔切り取るってどんだけー。何か深いゆえんがあるんでしょうね。実は昔、比呂美の父をめぐる壮絶な恋の争いがあった。一人は比呂美の母で、もう一人は眞一郎の母であった。紆余曲折を経て、結局比呂美の父と母が結ばれることになり、眞一郎の母は敗れることになった。比呂美の母に対する恨みは相当なものであったが、社会的なポーズ的にも、仲直りしたように見せかけ、彼女自身も結婚し、争いはそれで収まったように見えた。……がしかし、お互い家庭を持ち、子供も生まれるようになると、その子供たちは仲良くなっていった。比呂美の両親が健在するうちはそれでもまだよかったが、彼らが死んでしまい、比呂美を家で預かるようになると、眞一郎の母には、あの頃の比呂美の母に対する恨みが再燃してきて、その恨みの矛先は比呂美に向くようになった。また、最近の家庭内での不和もあいまって、今度は私の子供の眞一郎まで奪うつもりなのか、という不安もよぎり、比呂美に対する言動はますます過激になってゆく――。
これくらいのドラマはありそうですよね、ええ。比呂美がかわいそうです。
でも可哀想といえば三世吉ですよね。すっごく愛ちゃんのことをみているのに、あいちゃんは結構スルーします。それどころか眞一郎の分もセーターくらい作っちゃいそうじゃないですか。ラジオでもいっていましたが、三世吉の不憫さにますます期待ですね。