「クイック検索(リンクのみ)」という機能があったのです

マウス使いたくないときってありますよね。妙に右腕を伸ばすのが面倒なときや、あいにく近くにマウスがないときなんかです。手元にあるキーボードで操作できたらいいのに……! そう思いますよね。そう思ったので、キーボードでの操作についてちょっと調べてみました。
本当にちょっとしたファイルの操作なんかは、ある程度のショートカットキーを知っていればささっとできてしまうものですが、僕が今日問題にしたのはウェブブラウジングについてです。ネットでサイト回るのって、読む作業が中心で、マウスを操作する機会が少ない気がします。そういうとき、マウス触るの面倒だなーって思いますよね。でもネットといえばリンクです。タブキーで一つ一つリンクを選択していって、自分の行きたいサイトへのリンクまでタブキーを押し続ける、というのがあまりにも馬鹿らしくて、結局マウスでリンクをクリックしてしまっていた今までの僕。でもそんな僕にはもうさよなら。実は僕の使っているFirefoxには、「クイック検索(リンクのみ)」という機能があったのです。標準装備です。
この「クイック検索(リンクのみ)」ですが、これはバックスラッシュキーを押すことで簡単に呼び出せる検索窓のことなのです。その名のとおり、検索対象をリンク文字列のみに絞った検索機能で、一定時間文字入力がないと窓が自然に閉じるようになっています。
それでは具体的に、この機能を使ったFirefoxでのグーグル検索作業風景を見てみましょう。

  1. 「あ、この声優……なんだっけ。こないだも見たんだけどな。うーん、気になる」
  2. Ctrl+k:firefox右上の検索窓にフォーカス
  3. ほにゃらら,Enter:声優の名前で検索
  4. \,wikip,Enter:クイック検索窓にwikipと入力、「ほにゃらら - Wikipedia」のリンク上のwikiにひっかかるので、すかさずエンター

以上です。このように、マウスを使わずとも、キーボードだけでそれなりに快適にウェブブラウジングできてしまうのです!
といってもやはりこれはあくまでマウスを使うのが面倒なときや、マウスが遠くにあるときに使うテクであって、この方法を使ったほうがすばやく検索できる、ということはない気がします。がんばってもマウスと同じくらいの速度だと思う。でもタブキーで一つ一つリンクを選択するあほらしさと比べればなんともスマートな方法なので、積極的に使っていきたいとおもいます。