僕は比較的退いて媚びて省みるほうです

愛ゆえに人は悲しまねばならぬ。
って言いますよね。主にサウザー帝あたりが。まあそういった場合もあるだろうな、ぐらいにしか思っていなかった僕ですが、先ほど気がつきました。この命題は真です!!
そもそも人が生きるのは愛ゆえのことです。愛なしで生きられる人間なんていません。なぜなら生きることは苦しむことであり、苦しみから逃れようとすることが人間の自然なあり方だからです。
たとえば僕であれば結局、両親への愛のために生きているのです。この愛なしでは生きられません。「生きられません」というのには語弊がありますね。生きる意味がないので、生きていると苦しい以上、死にます。
ここでいう愛とは自分から何かへの愛のことです。他人から愛されることではありません。何のことも愛していないのに生きている人間などいません。そういう人がいるとすれば、その人は自分のことを愛しているのです。そうでなければ正常な思考力を持たない状態にあるほかにありません。


まあ愛=生であるということに気がつくことができさえすれば、簡単に証明できることでしたね。