NO MORE WAKIGA

こんなに楽しみにしてるのに手術受けられなかったらどうしようと思って、実際に病院に電話で問い合わせてみました。
まず料金ですが、込み込みで5万円くらいだそうです。つまり、術前術後の診察料含めて、ってことです。安すぎワロタ。今までの人生でわきがによって受けてきた苦しみ。それがたったの5万。日本の医療技術はなんて進んでいるんだろう。ああ。あまりにも楽しみだ。この手術は単に脇が臭くなくなるためのものじゃない。今までの僕の人生に対する復讐、逆転劇のようなものだ。僕が変わることで世界が変わる。僕が世界だ。世界とは意識のことだ。今までのクソッタレで嘔吐を催す悪臭漂う世界にはサヨナラだ。優しくて朗らかな陽光のもとへ、今僕はTシャツ一枚で飛び出す!
料金以外の事といえば手術の予約に関してですが、それにはまず診察を受けて、どんな感じか調べる必要があるそうです。そりゃそうだよね。ちょっと病院行って、じゃあ始めますっておもむろに脇切り開かれたら驚く。何事でも準備が大切です。
とまあそんなわけでして、あとは研究室とバイトのシフトさえ空けちゃえばオッケーみたいなね。はあ。マジで楽しみ。なあ知ってるか? ちゃんと洗ったTシャツの脇のところにアイロンでスチームあててごらん。あんな洗濯機用の洗剤などではわきが菌をまったく洗い流せなどしないって、自覚するはずさ。手術の終わった暁には、今まで着ていた服を全部捨てちまって、そこらで買ってきた安いTシャツ一枚でそこらを駆け回るんだ。