近年増加陰険硬化。

へそって、なにもしないと、黒くなるよね。すごい不潔だなあと思うので、いままで耳かきでとってたんですが、これって強引だなあって思ったんです。そこでウェブで調べてみたら、なんでも綿棒にオリーブオイルを浸して、それでほじくるのがいいそうなんです。でもオリーブオイルってなんだかわからなかったので、台所にあったサラダ油で我慢することにしました。これもオリーブオイルなのかな? まあいいや。それで、やってみたら、綿棒が黒くなりました。うわきたねえ、と驚くのと同時に、納得しました。確かに、風呂で体を洗うときでさえ、へそのなかって洗いにくいもんな。そりゃ垢とかたまるだろうに。いままで気づかなくって、ごめんな。しかし普段から耳かきをつかっていたおかげで、綿棒が黒くなるだけにとどまったんですが、ウェブ情報によると、すごいヘソのゴマが取れたりする人もいるそうです。すっごい不潔ですよね。まあとにかく、ヘソのことも考えてあげてくださいと僕はいいたいのです。ヘソって本当大事だと思いますよ。制服の夏服で、女の子が手を上げたときに、お腹が見えるっていうチラリズムあるじゃないですか。もしそのとき、ヘソが見えて、そのヘソが黒かったりしたら、どんなに可愛い子でも幻滅ですよ。ヘソが黒けりゃ腹も黒いってね。別にそんなこと無いと思いますけどね。でもこれからいえることは、その人のどんな印象よりも、ヘソは強いということです。つまり人間とはヘソであり、ヘソこそがその人間をあらわすものなのです。名は体をあらわすと言いますが、ヘソも体をあらわすのです。そもそも僕らがこんなに成長するずっと前、そう、胎児のころ。いったい僕らはどうやって生存していたのかというと、ヘソによってです。ヘソなくして僕らの誕生はありえたのでしょうか。いや、ありえなかっただろう。ここで、今の僕らのヘソの扱いについて考えてみましょう。果たして僕らはヘソのことを大切に思っているでしょうか。なかなかそうとは言い切れない人が多いのではないでしょうか。あんまり触るとお腹が痛くなるから触らない、そしてヘソのことなんて別に気にしてない、とか思考停止してる人はもう終わってます。ヘソをもっと尊敬しろ。そして崇拝しろ。ヘソとは自分自身なのです。自分を敬い、そして信じることで、ますます人間としての完成に近づくことでしょう。さあ、今からでも遅くはありません。ヘソのことをもっと考え、そしてヘソのために行動しましょう。さすれば、未来は自然と開かれることでしょう。では最後にお祈りの言葉を。ヘソよ、偉大なるヘソよ。われら人類に栄光と繁栄を導きたまえ。はい、今日の講義はこれで終わりです。各自、もう一度ヘソについてよく考えてみてくださいね。