買い物の楽しさはガチ

買い物っていいよ、本当。ストレスとか溜まってると、たくさん買い物する傾向にあるって聞いたよ。買い物にはそういう効果があるってことサ。お金を使うのは気持ちいいからね。僕は「気持ちいい」を読むとしたら、「気持ちいー」って風に読むけど、声優さんって「気持ち“いい”」って読みません? それが普通なのかな? お、奥に、あたって、気持ち“いい”の……! みたいにね。これはただの例にすぎませんけどね。
そんなわけで僕が今欲しい、かつ、高額なモノ!!!

イヤアアアアアッホオオオオオオウウウウウウ! 最高にハイってやつだぜええええええ!
いやー、欲しいっすよね。チョーあついっすよね。解説するわ。一つ一つ。

コンタクトレンズ

こりゃあ鉄板だろ。別に本当の自分デビューしたいわけじゃねえよ。そんなもんにデビューした暁には首吊って自殺するわ。本当の自分になりてえ。あるべきところにもどりてえ。
目が悪いのってなんかカッコイイ。そう思っていた時期が僕にもありました。なんといっても身体的なことって体験してみないとわからないもんだからね。ほんと……わからないよ。おかげでメガネがないとイケナイ体になってしまったわけだけど、つまり、メガネに矯正されてしまったわけだけど、こいつは本当に邪魔だよ。知ってるか? 僕の顔は油でギッタギタなんだぜ? メガネがずれるずれる。おまけに髪が伸びてくるとだな、髪にオデコの油がくっついて、その髪がメガネにまとわりつくもんだから、たちまち曇るよメガネごしに見るこの世界はよ。まったくクレイジーだぜ。
それになんだい? この“つる”ってやつはよ? こいつの煩わしさといったらないぜ。ねっころがってテレビを見ることすりゃできやしねえ。
そこんところ、コンタクトレンズはよくわかってるよ。ああ、こいつは本当によくわかってくれる。まあ一度も使ったことなんてないんだけどな。理論上は、って話さ。こいつを早く僕のモノにしたいぜ。

ブルーレイ関連のほにゃらら

なんつったってブルーレイは今超アツイぜ。「ブルーレイ?ww またソニーかよww DVDで事足りてるっつーのwwwwww」って思っていた過去の自分を蹴っ飛ばしてやりたいぜ。DVD? ああん? あんなものはクソだッ! よお、わかるか? 僕には聞こえるんだよ……毎夜毎夜、僕の耳元にささやきかけるアイツの声がな……。バーロォ、さくらちゃんだよ。カードキャプターさくらブルーレイボックスを買えと僕にささやくんだよ……ッッ!! ああ!! 欲しいぜ! お前が欲しい! 密林の老獪な誘惑……。何よりお前を僕は愛している。前世から一緒になるって決まってたんだもん。

原動機付自転車

こいつぁ、まあ、ひとつの妥協点ともいえるな。そりゃあ車が欲しいぜ、僕だってな。だけどやっぱり車はたけぇよ。そこでとりあえずの原付ってワケさ。原付がありゃあどこまでだっていけるぜ。ああん? どこに行く気だって? 別に行きたい場所はねえよ。大体外出なんてしたくもねえよ。買い物はたいていアマゾンで済ますよ。学校はほど近い距離にあるよ。使うとしたらバイト先への通勤ぐらいにだ。まったく……笑っちまうだろ? いいよ、笑ってくれよ。バイトで稼いだ金を使ってバイト先に行くための足を手に入れるっていうんだからな。マア、何はともあれ、僕は原付が欲しいんだよ。ただの自転車じゃァ駄目だ。事故るのは……ちょっと勘弁だけどな。事故って死んだらどうだって? 馬鹿言え。何度もいうようだが、僕は死んじゃあイカンのだ。だって死んだら親が悲しむだろう? 人間から悲しみの感情がなくなれば、あるいは人間は幸せになれるのかも知れないな。とりあえず、僕だけは、確実にな。


という具合です。とにもかくにもお金が必要です。バイトはちょうめんどくさいけど、僕がんばるよ。