ポスターやフィギュアにヤニがついてしまう懸念からも当然喫煙はありえないことではあるが

僕のタバコ人生が幕を閉じました。一箱で。


なんとか20本吸いきってわかったことは、勢いよく吸うと非常においしくないということです。あんまり勢いよく吸うと煙度合いが増すんですよね。それになんか不完全燃焼とかしてそうじゃないですか。きっとあれ体にも悪いですよ。
一番マシな吸い方は、ゆっくりじっくり吸って、口の中にニコチンの味? 苦味のようなものが広がってきたところでタバコから口を離す、という手法だと思いました。でも吐き出すときは勢いよく吐き出した方が良い。ゆっくり吐き出すと、喉に煙がまとわりついて不快でした。


まあタバコなんて吸ってると僕の悪臭に磨きがかかってしまうことでしょうからもうこれ以上は吸いませんけれど、タバコを吸うことで自分の価値が下がり、相対的に二次美少女がさらに輝いて見えるというのは、なんともすてきな感覚だと思いました。自分を貶めることで、却って美しさを増すものがある。タバコを吸っているときにふと見上げるポスターの美少女のなんと神々しいことか。やはり彼女らは天使だったのです。僕の人生の晩年では、ついに美少女が醜い僕を愛を持って抱擁してくれることを夢見つつ。ああ美しさよ。僕の世界の真なるものよ。