父親にまで言われたときはその場で割腹しようかと思った

カーチャンネタは憂鬱になるよな。反抗期らしい反抗期もなかった僕は、うるせえババアあっちいってろ、みたいな、よく見るコピペのようなことは全くなかったけれど、それでもあの手のコピペには訴えるものがある。なんにせよ、現実の僕には関係のないことであるはずだった。
しかし、こないだ、「彼女とかいないのかい?」とさりげなく聞かれたときは死にたくなった。すまん、それは一生叶わない。
この鬱質問は、小さい頃のあの質問と同じ系統のものではないだろうか。あの質問とは「学校は楽しいかい?」という質問のことだ。楽しいわけがない。頭の悪い僕には勉強がわからなかったし、友達のいない休み時間は地獄のようだ。学校というのは、ひたすら耐える場所だ。完全にしらを通せるほど器用ではない僕は、「まあ楽しいよ」と答えるしかない。
「ああ、いるよ」「うん、楽しいよ」
素直にそう言えるような人間でありたかった。それが出来ないという点で、僕もまたカーチャンコピペと同様なのだ。