鏡のひみちゅ。

みなさん、僕は今日すばらしい発見をしました。鏡ってあるじゃないですか。あれって僕が右手を挙げると向こう側の人は左手を挙げるので、これは左右さかさまに映っているのかなーとか思っていました。でもあれって実は左右じゃなくて、前後さかさまに映っているんですよ。
というのもですね、今日も元気にひきこもってインターネットしていたら「鏡は左右逆に映るのに、何で上下逆には映らないの？」みたいな感じの、思いついて立てちゃった系のスレの過去ログを見つけたんです。まあわかる人には当然のようにわかるんでしょうが、僕にとっては、そういえばどうしてなんだろうなあ？　と思うようなことでしてね。
とりあえず中１のときに習った光の直進とかいうやつではどうなるのかなーと思って紙に書いてみたら、なんかフツーに上下逆にならないんですよね。ああ、やっぱりならないんだ。と思うのと同時に、紙に書いてわかっても、頭で考えるとぜんぜんわかんねーということに気づきました。
わからないのでレスを眺めていると、どうやら僕にもわかってきたようです。すごい、これはすごいぞ！　僕は理解した、ということは他人に説明することができることだと考えています、なので本当に僕が理解できているのかどうか試すために今ここで説明します！　耳の穴かっぽじってきけよー。
まず、左右逆になっているという考えからおかしかったんです。鏡の前で右手をあげると鏡の向こうの自分も、こちらから見て右側の手をあげます。ここで僕たちは、向こうの人の立場にたって今あげている手は右か左か判断しようとしてしまいます。すると僕らから見ると向こうの人は右側の手を上げているのに、向こうの人の立場で考えてしまうので、向こうの人としては左手をあげていることになります。こうしてこっちで右手を上げると、向こうでは左手をあげる、つまり左右逆だ！　と思ってしまう場合があるんでしょうが、考えてみると頭の中で相手からしたら…、と考えたこの作業、これが左右逆にしているんです。敵は外側にいるんじゃない、内側にいるんだ！
ごめん、よくわかんなかった。
とりあえずね、はじめっから左右にも上下にもさかさまにはなっていないの。逆になっているのは前後関係、これだね。つまり鏡に対してー…、あれー？　おかしいなー、やっぱあんまわかってないや、てへっ。頭痛いからもうおしまい！