数学の教科書は死の呪文。

いい加減に勉強しよう、と思って赤本開いてみました。
全俺が泣いた。


とりあえず数学やってみたんです。あー、はいはい、こんなの1年生でも解けるよ。すらすらと計算していく僕。そしていつまでたっても答えの出ない問題。オワタ。これオワタ。なぜでない。これって代入してれば解ける問題じゃないのか。なぜだ。仕方がないので答えを見てみたら、やっぱり代入するだけでした。なーんだ。まあ久しぶりだしな、鉛筆持つのも。もう一度解いてみよ。しかしやっぱり解けませんでした。もう意味がわからない。代入って難しいなーオイ。どうしても答えがでないので、解説と全く同じ手順でやってみたら、やっとのことで答えにたどり着きました。こういうのってどの文字について整理しても、結局は同じ答えが出るんじゃなかったっけ……? と思いましたが、それは恐らく僕の計算能力が著しく低いため、もっともわかりやすい文字(=解説の)について整理するしか道はなかったということでしょう。
嫌な幕開けとなってしまったけれど、次からはきっとうまくいく。そう信じて次の問題に取り掛かりました。……積分できねえ……。微積分って案外難しいですよね。「合成関数の考え方で……」なんていわれても、そもそも合成関数がややこしすぎなんですよ。f'(g(x))g'(x)とか、なんじゃそりゃーですよ。僕はどちらかというと文系脳なんです。あまりいじめないでやってください。
しかしそれにしても微積分が分からないので、教科書で復習しました。微積分の復習だけで何時間もかかりましたよ。僕の理解を遥かに超えた勉強なだけに、途中何度も意識が飛ぶんです。「そうだな、それは僕が大学2年生になった頃の話だ。いつものようにイヤホンでアニソンを聞きながら道を歩いていると、前を歩いている女の子がハンカチを……ハッ!!」これくらい飛ぶ。それでもって「あー、やべやべ、また別のこと考えてたよ。えーと、それで、これは一体何なんだ? この2行だけで僕の頭はハングアップしちゃうよ。……ぱぱぱぱぱるんむねむねうっとりゆっさり〜」あんまり難しすぎると歌っちゃいますよね。数学してるときほど自分の集中力のなさを恨むときはありませんよ。
と、まあ。途中あまりにも分からなさすぎて笑いさえこみ上げてくる始末で。事態は予想以上に深刻でした。IIBすら分かってないのに、なんでIIICなんてやってるんだろ。僕、死んじゃうのかな……。