刹那的に考えるのもわるくない

おはようございます。今年も今日で最後ですね。えへへ。あと数時間もしたら来年になって、僕はその年に二十歳になるわけです。あー、ついに二十歳ですね。二十歳はいいですよねー。ついに人間になれたって感じです。未成年っていうのはいろいろと制約があって困るものです。その点二十歳はいいですよ。気が向いたときに自殺しても許されてしまいそうな、そんな気さえするのが僕の中での二十歳です。まあまだ先の話なんですけどね。とにかく未成年っていうのは面倒なんです。たとえば今ここで僕が、「タバコうめえ」とか書いたとしますよね。それだけでもう非難轟々になりうるわけですよ。実際考えてみてくださいよ。未成年でタバコすってるやつなんていくらでもいるじゃないですか。だけどそういったことを未成年という立場である以上、日記に書いて公の場に発信したりするのはよくないってことなんでしょうね。ほら、面倒くさいでしょう、未成年。まあ吸いませんけどね、タバコなんて。寿命縮まるとかじゃなくて、むしろそれなら吸いたいくらいですけど、金がかかりすぎます。
でまあ、とにかく、未成年っていうのは面倒だっていう話なんですけど、いわゆるエロ本、あれって18禁なわけですよね。ありゃいいっすよ。二十歳じゃなくてもセフセフってことですもんね。そういうわけで給料も入ってホクホクな僕はふとエロ本買ってくかと思い、コンビニに寄って、まだ買ったことのないタイトルの本を手に取り、わき目も振らずにレジに向かったんですが、なんかレジ打ってる人女の子だったんですよね。かわいいめの(もちろんさくらたんの超絶可愛さにはかないませんが)。あれ? 僕いまからあのレジに行かなきゃいけないの? って思いながらレジに向かいます。歩き出した足はもう止まらない。
その些細なこと。ほんの些細なこと。でもそこでの出来事に僕はときめきのようなものを感じました。ああ、そうか、これが……。僕の好きなあるテキストサイトの管理人さんがよくそういうことを書いていたのを覚えています。「可愛い子がレジ打ってると、むしろ陵辱モノの本をチョイスする」みたいな、そういう、ああ、この人はド変態なんだ、と思いながらも笑いながらいつも読んでいましたが、その感覚がちょっとわかった気がしました。これからは店員を見てからエロ本買うかどうか考えよう。