サーキュレーターセールストーク

サーキュレーター買いました。
皆さんサーキュレーターをご存知ですか? 英語で書くとわかりやすくなるかもしれません。circl...わかりませんでした。要するにサークルです。サーキュレイトする機械、それがサーキュレーターです。もっとわかりやすく言うと扇風機のようなものです。
扇風機との主な違いは、サーキュレーターは部屋の空気を循環させることに重きを置いているということです。なのでサーキュレーターの送り出す風には直進性があり、扇風機より遠くに風を送ることができます。その風で部屋の空気を循環させることにより、室内の高低差による空気の温度の偏りを解消できるので、クーラーや暖房器具の冷暖房効率を上げることができます。
とまあ、サーキュレーターとは大体このようなものです。
さて実際に購入して使用してみると、これはなかなかいい買い物であったように思えます。僕の部屋にはクーラーはありませんので、窓を開けて近くにサーキュレーターを置くことで、外気を部屋の中に取り込むような形で使っております。部屋が暑いといっても、冷房設備のない部屋であれば、さすがに部屋の気温より外気のほうが高いなんてことはありませんよね? つまり外気を効率よく取り込むことで、日陰の涼しさを手に入れようというわけです。
果たしてこの試みは成功したのではないでしょうか。さすがに一瞬で部屋の気温が数度下がるなんて事はありませんが、しばらく回してるとだんだん下がってきます。何より空気が動いているせいか、体感温度が下がって、大変過ごしやすくなります。ためしに部屋の真ん中で線香を焚いてみたところ、煙はサーキュレーターの置いてある窓のほうに結構な角度で流れていきます。この空気の循環が、扇風機のように直接肌にあたってくる風と違い、じつに微妙であるため、それが自然でとてもやさしいのです。
想像以上に僕の部屋をよりよい状態にしてくれたサーキュレーターですが、その騒音を僕は恐れていました。扇風機より強力とのことですから、もしかしたらすごくうるさいのかもしれないと思うと、部屋が涼しくなったからといって手放しで喜べるようなものでもないと思っていました。しかし実際は、僕にとっては全然気にならないようなレベルの騒音でした。窓を開けていると、近くの道路を走る車の音が聞こえてくるのですが、そっちのほうがよっぽどうるさいです。サーキュレーターの音はとても自然な調子なので、気になるようなタイプの音ではないと思います。


要するにサーキュレーター万歳ということです。もちろんサーキュレーターと一口に言ってもいろいろありますから、どの商品もいいというわけではないでしょうが、部屋の空気が循環することによる体感温度の低下はパネェっす。本当に、気持ちがいい。おすすめです。