そうだ手術を受けよう

わきがの手術は普通に保険が適用されないんだと思ってたんですが、どうやらそうでもないそうですね。なんでも保険適用だと5万もあれば十分なんだそうです。これは両脇の話なんでしょうかね? いやたとえ10万だとしても物凄く安いですよね。わきがの人生のスーパー難易度がたった数万円でダダ下がりってやばすぎるでしょう。
そういうわけで僕は考えました。そうだ手術を受けよう、と。
というわけで今年の僕の輝かしいプランはこうです。まず、就職先が決まります。これが決まらないことには始まりません。そして清々しい気持ちで夏休みを迎えます。夏休みが始まると3週間のあいだバイトも研究室も休みをとります。そして実家に帰り、保険が適用される病院で手術を受けます。3週間後には抜糸を済ませて、そして僕はついに(ほぼ)まっとうな人間になるのです。夢のようですな。
このプランで懸念される問題は以下の二つです。

  • 就職先が決まらない

詰みです。夏休みを越えて就活が続くとなると、冬休みに手術を受けることになりますが、冬の忙しい時期に何週間も研究室を休めるでしょうか。いやできない。

  • 研究室を休めない

まあ3週間ですからね。長いです。ただこれは泣き落としでも認めさせるしかありません。この手術の有無で僕の人生の難易度が大きく変動するのです。まだ夏の時期の3週間なら頑張ればいくらでも追いつけるでしょう……きっと……。
とにかく就職、それが問題です。マジで人生決まる。落ちたら本当に首吊りたいな。つらい。就職が決まりさえすれば、あとは恥も外聞もありゃしないですよ。親にわきがのこと言うのは嫌だなと思っていましたが、5万で手術受けられるっていうなら話は別です。3週間ですべて済ませるとしたら両脇同時でしょうし、そうなれば一人暮らしでは死にます。僕と同じ呪われし血を引き継ぐ妹の先陣を切る形でどうどうと手術を受けようじゃないですか。
ああ。この素晴らしいプラン、なんとか叶ってくれ。とか言って普段の散財のせいで肝心の5万がなかったりして。