できそこない

面倒くさいので今まで目を背けてきたのですが、右脇が痛い。
そもそも、もう術後4カ月は経過しているはずなんですが、傷も完全にはふさがっていません。直径1mmの穴が粘りに粘ってます。この穴の上のところがもっこり盛り上がっていまして、触るとチクチク痛いなあとは思っていましたが、面倒だったので気にしないことにしていました。
ただもうそろそろ傷口も塞がるんじゃないかと思いながら、その盛り上がったところを強く押してみたところ、傷口から白いなにかがドピュッと、いえ実際にはニュッとでてきたので、「おっ、これはニキビと同じ原理ではないか」と思い、さらに強く押してみたところ、最終的に血が滲んだ程度で、あとは結局、何事も起こりませんでした。あいかわらずもっこり盛り上がったままです。
ところがまあ、さんざんグイグイ押し込んだものですから、腕を動かして、脇が擦れたり、伸縮したりすると地味に痛みます。痛みの種類としては、ヒリヒリジーンです。
これ一体どうすればいいんでしょうか。「そういう専門的なことは早く医者に行って聞いたほうがいいです」よねー。ただ病院が遠いんですよねー。通院するだけで一葉が飛ぶんですよ、そう、樋口のことです。
もう本当プゲラ。


億の仲間に騙されて 飛び込んだのが運の尽き
事のまずさに気がついて おぎゃあと泣いても時遅し
阿鼻叫喚の地獄絵図 死ぬまで生きるが世の定め
安らぎを 今や今やと待ち焦がれ
生きる滑稽 虚しきわきが


あまりに楽しいので詩ができてしまいました。病院いきたいけど痛いのはもう嫌なんだよなあ。肉体的にも金銭的にも。
お金といえば、そういえば長財布が欲しくなったので、注文してみました。今年から社会人だし、ここは一丁、ブランドモノでも買ってみるかと思いましたが、どのブランドがいいのかマジでわからないし、しかもどれも尋常じゃなく値が張るので、シャネルだとかグッチだとかは諦めて、ポーターの財布を注文することにしました。ポーターと聞くと、僕のイメージとしては、雑誌smartによくおまけとしてついてくる、バリバリ財布のとこだよね? という舐めきった認識だったのですが、なんでも吉田カバンという日本の企業のブランドなんだそうですね。それを知ったらもう即買いでした。やっぱり日本企業の安心感はハンパないすね。実際どこの国で生産してるとかは調べてないんですが、もう吉田カバンっていうそのまんまな名称聞いちゃったらどうでもいいですよね。きっといい物作ってるに違いありませんよ。
というわけで財布が17k円です。でた。この突発的にお金使いたくなっちゃう病。そういうわけで病院なんか行ってる暇もお金もないのです。たのむ! 人間のもつ自然治癒の力でなんとか勝手に治ってくれ……! え? お前なんかが人間を名乗るなんておこがましいって? ハハハ! 失敬! これは失礼致しましたな! そう、私こそは、手術で臭いは消えぬれど、遺伝子までは隠せない、わきがでござあ!