2015年になりました

今年もよろしくお願いいたします。ftemを応援してくださる皆様のおかげで、ふれんどりもついに10周年を迎えました。10周年というと、ちょうどさくらちゃんが生まれてカードキャプターとして活躍するくらいまでの年月が流れたわけですね。感慨深い……というか愕然としましたね。ここ数年は数回/年という頻度でしか更新していませんが、10年前からこの日記があることは確固たる事実であり、はてなダイアリーって歴史あるサービスなんだなあと感じ入らずにはいられません。
そんな僕も今では社会人3年生。来年度からは4年生になります。不思議なことに、これもちょうどさくらちゃんがカードキャプターとして活躍し始める小学生の時期に近いですね。運命的なものを感じます。
さすがに社会人も3年と過ぎると、基本的な業務だけじゃなく、今までよりステップアップした業務に精力的に取り組み、新しくできた後輩に先輩面してみたりして……という頃合いかと思っていましたが、今でも初心を忘れず、というかほぼ初心のまま、進歩もなくやってます。ちなみに後輩も配属されてきませんでした(2年連続)。会社の業績も右肩下がりだし、今の業務で専門知識が身につくわけでもなく、このままだと会社の終わりとともに僕のキャリアパスも終了やな、と感じてはいるものの、まあいいか! というポジティブシンキングで何とか生きてます。会社がつぶれてからが人生かな、っていう気もしますよね。まあそんなわけないんだけど。頼む頑張って僕にこの生活を続けさせてくれ弊社……。
さてそんな僕の、今年最初の失敗は、昨年ご家族(母親)が亡くなった方に「あけまして……(あ!)」と言ってしまったことです。正月なんてちょっとコミケに行ったくらいで、特に意識もしていなかったんですが、なんかよくわからん日本の浮かれ気分につられて口から出てしまいました。別の部署の人なんですが、年が近くて、お母さんが亡くなったという話を聞いたときは、とても悲しい気持ちになったのです。それなのに、年明け仕事で電話した際に、この口からひょんと出てきた言葉が「あけまして……」だったんです。そこまで言って、全然おめでたくない、と気が付いたのですが、僕は頭も悪いので、謝るわけでもなく、なんとかごまかそうと思って「あー、いやいや、その、何々の件なんですが」と早口で話を進めてしまいました。もうその瞬間から、さっきまで漠然と感じていたお正月のうかれ気分なんてさっと引いて、非常に憂鬱な気持ちになりました。本当に、心から申し訳ないと思ってます。でも、僕には正しい対応ができなかった。一度ごまかそうとした以上、もう後には引けなかったんです。
そういうわけで、僕の正月は、比較的、かなり最悪な気持ちで始まりました。まったく楽しい話ではありませんが、二度と同じ失敗を繰り返さないように日記に残しておきます。
社会人になると、周りに年上の人が多いので、そのご家族が亡くなる確率も高くなります。新社会人のみなさんはくれぐれも気を付けてください。相手に大変失礼にあたるばかりでなく、言ってしまったことを大変後悔することになります。僕はもう、特定の個人に対してあけましておめでとうとは言わないことに決めました。間違いない挨拶は「今年もよろしくお願いいたします」だと痛感しました。考えなしの人に悲しいおめでとうを言われる人がないように。